ハイビスカス アーノッティアヌス(Hibiscus arnottianus) とワイメアエ(Hibiscus waimeae)はどちらもハワイ固有種のハイビスカスです。
しかし、よく似た姿をしているため、混同されて売られていることも多いです。
そこで今日は違いを解説していきます。
花
アーノッティアヌスの原産地はオアフ島、ワイメアエ の原産地はカウアイ島です。カウアイ島は雨が多いため、ワイメアエは進化の過程で小ぶりで丸めの花をつけるようになりました。また、ワイメアエは花柱が短く雄しべが大きい印象があります。
葉
一番簡単に違いがわかるのは実は葉です。アーノッティアヌスは葉裏がツルツル(少しザラザラ)しているのに対してワイメアエはビロード状の毛が生えています。
アーノッティアヌスは赤い葉脈があるのに対し、ワイメアエにはありません。また、アーノッティアヌスは葉先が尖っているのに対し、ワイメアエは丸みを帯びています。
まとめ
アーノッティアヌス
- 花が大きい
- 花柱長め
- 葉裏に毛がない
- 葉脈が赤い
- 葉先が尖っている
ワイメアエ
- 花が小さい
- 花柱短め
- 葉裏に毛がある
- 葉脈に色がない
- 葉先が丸い
これで見分けられるようになりましたね。はい、最後にクイズです。これはどっちでしょうか?
正解は…
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アーノッティアヌスでした。