モンステラの種類・品種 一覧まとめ【22品種】

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モンステラの種類一覧をまとめました。レア度と値段(2022年現在)も勝手にランク付けしました。なお、この一覧はモンステラの一部にしかすぎず、まだまだ世の中にはたくさんの種類があります。

まず、モンステラはデリシオーサとボルシギアナとその他の種類にざっくりと分かれます。デリシオーサとボルシギアナの違いはこちらで解説しております。

あとは斑の入り方でいろいろな品種があります。

傾向としてデリシオーサの斑入りは流通量が少なく値段も高めです。これはデリシオーサは成長が遅く、斑入りは基本的に挿木で繁殖されていたので、どうしても流通量が少なくなります。たまにヤフオクでデリシオーサの斑入りを大量に販売してる人がいますが、偽物の可能性が高いので、注意が必要です。

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デリシオーサ系

デリシオーサ(Monstera deliciosa)

レア度…★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

値段……★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

基本となるモンステラ。ホームセンターなどで販売されている一般的なモンステラがこれになります。不規則に切れ込みが入り、観葉植物として高い人気があります。小さなものなら100均でも売ってます。茎が短く自立して成長します。大きな鉢に植えれば、かなり大型に成長します。

 
 
 
 
 
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コンパクタ(Monstera deliciosa ’Compacta’)

レア度…★★☆☆☆☆☆☆☆☆

値段……★★☆☆☆☆☆☆☆☆

小さなうちから葉にしっかりと切れ込みが入る観賞価値が高いモンステラです。デリシオーサの中では小型らしいのですが、ボルシギアナよりは大きくなります。もともとは八丈島の荒れ果てたビニールハウスにあったモンステラで、鷲原旅人氏がコンパクタと名付けて販売したことで普及しました。

 
 
 
 
 
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マクロコズム(Monstera deliciosa macrocosm)

レア度…★★★★☆☆☆☆☆☆

値段……★★☆☆☆☆☆☆☆☆

成熟すると非常に細かく、レースのように穴が開いた葉が展開するモンステラです。実生選抜により生まれました。

 
 
 
 
 
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バールマルクスフレーム(Monstera Burle Marx’s Flame)

レア度…★★★★☆☆☆☆☆☆

値段……★★★★☆☆☆☆☆☆

幼葉はただの細長い葉ですが、成熟するにつれて炎がゆらめくような葉を展開し、最後は魚の骨のような、かなり深く切れ込んだ葉になります。ブラジルの造園建築家のバールマルクスのコレクション品のひとつで、フィロデンドロンにもバールマルクスの名のついた品種があります。

 
 
 
 
 
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福助(Monstera deliciosa ‘Hukusuke’)

レア度…★★★★★☆☆☆☆☆

値段……★★☆☆☆☆☆☆☆☆

愛知県の生産者の池田太一氏による選抜品種で、矮性・丸葉のかわいらしい葉が福助人形を思わせることから名づけられました。

イエローモンスター(monstera thai constellation)

レア度…★★☆☆☆☆☆☆☆☆

値段……★★☆☆☆☆☆☆☆☆

デリシオーサの斑入りは流通量が少ないものが多いですが、イエローモンスターは例外的に多く出回っています。その理由として、イエローモンスターは組織培養で大量に増やされた経緯があることが挙げられます。イエローモンスターは遺伝子による斑入りのため、斑が消えることはありません。比較的安定した斑を展開します。海外では一般的にタイコンステレーションと呼ばれており、constellation(星座)の英名の通り、星空のような美しい葉を持ちます。

 
 
 
 
 
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ホワイトモンスター(monstera deliciosa white monster” )

レア度…★★★★★☆☆☆☆☆

値段……★★★★★★★☆☆☆

ミント斑、散り斑、真っ白、緑一色といったいろいろな葉が展開する面白いモンステラです。遺伝性の斑で、斑が消えることはなく、緑の葉が展開しても、切り戻すことで斑が復活します。ホワイトモンスターは後から勝手につけられた名前で、本当の名前は天津ランです。

グリーンゴースト(Monstera deliciosa ‘Green ghost’)

レア度…★★★★★★★☆☆☆

値段……★★★★☆☆☆☆☆☆

黄緑色の斑で、奇形で丸葉の葉をもつ少し変わったモンステラです。これも愛知県の生産者の池田太一氏による選抜品種です。性質は少し弱めです。

 
 
 
 
 
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イエローマリリン(Monstera deliciosa ’Yellow Marilyn’)

レア度…★★★★★★★☆☆☆

値段……★★★★★★★☆☆☆

鮮やかな黄色が入るデリシオーサ黄斑の選抜種です。

クリームブリュレ(Monstera deliciosa Thai constellation Cream Brulee)

レア度…★★★★★★★★☆☆

値段……★★★★★★★★☆☆

タイコンステレーションのメリクロン変異の選抜種です。通常の散り斑に加えクリーム色の斑が激しく入り、非常にきれいです。

ど派手斑

レア度…★★★★★★★★☆☆

値段……★★★★★★★★☆☆

細かく激しい斑が入ります。これもタイコンステレーションのメリクロン変異の選抜種です。クリームブリュレと似たような感じです。

ホワイトティアーズ(Monstera deliciosa “White tears”)

レア度…★★★★★★★★★☆

値段……★★★★★★★★☆☆

デリシオーサで白斑の入るモンステラです。白色の質が高く、時に真っ白な葉が出ることがあります。

 
 
 
 
 
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ミント斑入り(Monstera deliciosa Mint variegata)

レア度…★★★★★★★★★☆

値段……★★★★★★★★★★

線状の細かな斑が入り、斑がミント色に見えるモンステラです。

ボルシギアナ系

ボルシギアナ 白斑(Monstera deliciosa var.borsigiana ‘albo Variegata’)

レア度…★★☆☆☆☆☆☆☆☆

値段……★★★☆☆☆☆☆☆☆

ボルシギアナの白斑のタイプで、ホワイトタイガーとも呼ばれています。斑入りモンステラといえば一般的にボルシギアナの白斑であることが多いです。斑がキレイなため、人気があります。節間が長く、大きくなると支えが必要になります。キメラによる斑入りのため、緑色に戻ったり、真っ白になったりします。

ボルシギアナ 黄斑(Monstera deliciosa var.borsigiana ‘yellow variegated’)

レア度…★★★☆☆☆☆☆☆☆

値段……★★★★☆☆☆☆☆☆

ボルシギアナの黄斑のタイプです。黄斑は葉の展開時は斑があまり目立ちませんが、だんだんと鮮やかになっていきます。白斑よりは流通量が少なめです。

その他

マドカズラ(Monstera adansonii)

レア度…★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

値段……★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ホームセンターなどで一般に売られています。窓のように穴がたくさん空くことが由来だと思います。マドカズラはよじ登るように成長していきます。

マドカズラ 白斑(Monstera adansonii white variegata)

レア度…★★☆☆☆☆☆☆☆☆

値段……★★★☆☆☆☆☆☆☆

マドカズラの白斑のタイプです。こちらもキメラによる斑入りで、斑には個体差があります。アロイドのブームを象徴するようなモンステラです。ちなみに日本生まれです。

マドカズラ ミント斑(Monstera adansonii Mint variegata)

レア度…★★☆☆☆☆☆☆☆☆

値段……★★★☆☆☆☆☆☆☆

マドカズラの散り斑のタイプです。

 
 
 
 
 
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サブピンナータ(Monstera subpinnata)

レア度…★★☆☆☆☆☆☆☆☆

値段……★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ヤシの葉のような深く切れ込みが入った葉をもつエクアドル原産のモンステラです。

オブリクア(Monstera obliqua)

レア度…★★☆☆☆☆☆☆☆☆

値段……★★☆☆☆☆☆☆☆☆

オブリクアは、穴の開き方によって何タイプかあります。種類が多いのでここでは割愛します。ペルーのタイプが最も穴が大きい葉をもつと思います。また、オブリクアはランナーを伸ばして増える特徴があります。

Monstera obliqua peru

番外編

ヒメモンステラ(Rhaphidophora tetrasperma )

レア度…★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

値段……★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ホームセンターなどで一般に販売されています。正確にいうとモンステラではないのですが、和名にモンステラがついてるので番外編で入れてみました。小型の葉をもつタイプで、小さいうちから葉に切れ込みが入ります。ヒメモンステラはよじ登るように成長します。

 
 
 
 
 
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ヒメモンステラ 斑入り(Raphidophora tetrasperma variegata “Paragon”)

レア度…★★★★★☆☆☆☆☆

値段……★★★★★☆☆☆☆☆

ヒメモンステラの斑入りのタイプで、比較的最近登場しました。パラゴンという名前がつけられたそうです。初登場時は、車が買えるほどの値段がしましたが、増殖されて、最近は値段が落ち着きつつあります。