まるでチューリップのような形のグラジオラスです。今はGladiolus trichonemifoliusと同じ種とされていますが、キトゥリヌスはカップ状の上下対称の花でやはり違いがあります。
非常に小型のグラジオラスで、背の高さは12cmほどです。花の中心が黒く、直径は2.5cmほど。葉が松葉のように細く、花の鑑賞を邪魔しません。
この小型の性質はよく遺伝するようで、交配種もほぼ同じような草姿をしています。自分好みの草姿なので、交配に使っていきたいところです。
球根も小さく、小さなスペースでも育てられるのも魅力的。交配種は入手時、球根が小指の先ほどのサイズしかありませんでしたが、咲いてびっくりしました。