イキシアを交配してから早四年経過しました。
咲く年によって花が大きく変化することもあるので、花の安定性を見るためにも、最低3年間は花を見る必要があるかなと思っているのですが、残したいと思えるような良い花には名前をつけて、少しずつ広めていきたいと思います。
イキシア ブルーサファイア
イキシア ブルーサファイア(Ixia ‘Blue sapphire’)です。
一番最初に選抜した思い入れのある品種です。毎年安定して同じ花を咲かせます。
花弁の色は淡い水色で、咲き進むと白色に近くなります。目は澄んだ青色をしており、中心ほど濃く、目の境目はグラデーションになっています。
花はフルーツ系の香りがあり、花茎は分枝します。
花は開きのよい大型の花を咲かせ、球根が充実すると直径5cmほどにもなります。
交配してたくさんの花を咲かせてきましたが、混じり気のない澄んだ青い目をしているのは、今の所この個体のみです。
その他の交配種です。去年と見た目が大きく変わったものもあり、選抜の難しさを感じています。球根が充実すると変わるのかな。
写真は新しい交配種も含まれます。
中心の目は青紫色になることが多く、完全な青色の目を出すのが難しいです。