マニアックすぎておそらく日本では誰も育てていないだろうと思われるネメシアの原種です笑
SNSで見かけて、一目惚れしてしまい、種を取り寄せたのですが、全然発芽しませんでした。
調べてみるとネメシアは光発芽種子らしく覆土してしまったことが原因のようです。翌年再度種子を取り寄せ、今度は覆土せずに播種しました。
それでも輸入種子だからか?発芽率が悪く、辛うじてヒョロっとした芽が二つ発芽しましたが、一つはすぐに枯れてしまいました。
最後の一つになってしまったヒョロヒョロの芽を大事に育ててたら、ネメシアらしい葉が展開してきました。
しかし、今度は成長が止まり、葉が黄ばんできてしまいました。原因がまったく分からず、なんとなく土が悪いのかなと思い、植え替えたところ、成長が再開しました。通気性が良い土が良いのかな?
そんな綱渡りのような成長の末の開花なので、喜びもひとしおです。
花は1cmほどの小花です。リップの下部は深い海のような濃い青紫色をしており、光が当たると色調が変化して見えます。
SNSで見かけたスカイブルーの花ではありませんでしたが、これはこれでとても綺麗です。
Barbataはひげを意味するそうですが、この青色がひげに見えるからなのかな?
園芸種のネメシアと異なり、背も高く、横に這うように広がります。
一年草は球根と違ってすぐに花が見られていいですね。
遠い南アフリカで咲いていた花が、こうして目の前で咲いていると不思議な気持ちになります。