ネメシア バルバータとは
ネメシア バルバータは原種のネメシアで、花弁の下半分に色がついた花を咲かせることから、Bearded Nemesiaとも呼ばれています。
しかし、バルバータは発芽率があまり良くないことが課題でした(自分だけ?育てている人が少なくて情報があまりない…)
そこで、今回はネメシア バルバータの発芽率を上げる方法を探ってみました。
ジベレリン処理
今回試したのはジベレリン処理です。ジベレリンは植物ホルモンの一種で、発芽を促進させる作用があります。
試験区
今回試験区は2つ用意しました。
・ジベレリン処理区
・対照区
実験方法
・ジベレリン処理区はジベレリン100ppm溶液をティッシュにしみ込ませてから播種する。
・対照区は水道水をティッシュにしみ込ませてから播種する。
・播種後の水やりは、底面から水道水を給水し、常に湿らせた状態を保つ。
・温度は15~20℃、植物用LEDライト下で育成する。
結果
一週間ほど経過し、結果がでました。
・ジベレリン処理区
数えるのが面倒で数えてないけど、ほぼ100%発芽しました。
・対照区
水道水で播種したものは発芽していません。
まとめ
ということで、バルバータはジベレリン処理の効果は抜群でした。こんなにも効果があるのなら、もっと早く知りたかったですね。
別の実験ではカビてしまったものもあるので、抗菌剤も一緒に入れたほうが良いと思います。
また、2年前に採種した種子でも実験しましたが、発芽率は変わらなかったので、少なくとも数年間は発芽能力があると思います。
発芽した後は、土に移植します。根が傷つきやすいので、慎重に行います。
余談ですが、バルバータは花色によって種皮の色が少し違います。面白いですね。